Saturday, November 09, 2013

他学部からの視点

今日のゼミ声は他学部からのおふたりさん。
田村ゼミは法法以外にも色んな学部からきてるゼミ生もいます。
いろんな人と会える、友達になれる、そんな魅力的なゼミでもあるのです♡

経済学部のおふたり
体育会のっぽのまこてぃ、フランス留学中のどえむ気質男子えのもっちゃん!



桜井眞
はじめまして。25期、経済学部の桜井です。
私が田村ゼミを選んだ理由は、先輩が所属していた事から多様性溢れる優秀な人材が集まる環境であると前々から話を伺っており、三田生活の主軸とも言える研究会活動をどうせやるなら看板ゼミでやりたいと思ったからです。そして、いざ入ってみると田村ゼミでは、無駄と思うような事は一切やらず、ディベートを通じて答えの無い正解を自身のチームと相手のチームで探すと言う共同作業をやるため、日吉生活での受け身体質とは全く異なりディベートに向けてかなりがっつり準備をする環境に最初は驚きましたが、今ではそれが普通になってしまいました。また、私は體育會に所属し、週末は東京にいない生活を送っていてゼミに参加出来る時間は限られており、他にもやりたい事が多かったので研究会生活に不安を覚えていたのですが、そんな背景を持った私でも先生はじめ先輩・同期は常に自分の判断を尊重してくれます。そのため、自分に対する期待と信頼に応えようと自分なりに頑張れるので、本当に楽しくて刺激的な毎日を送っています。
田村ゼミでは、独禁法、経済法、交渉学と言った学問は勿論のこと、チームワークや本質を掴む洞察力、柔軟で挑戦的な発信力を学べたと思うので、少しでもそうした力が生かせられる日本に貢献する仕事に就きたいと考えます。



榎本高之
こんにちは、経済学部三年の榎本高之と申します。入ゼミに際したくさんのゼミ生の記事があるはずなので、自分か他のゼミ生と比べて異なる点にフォーカスして書いていきます。そっちの方が記事に価値があるでしょう。

1.経済学部生(他学部枠ってやつです)
2.フランス留学中(来年の6月に一緒にディベートしましょう!)
3.兼ゼミ(GSECグローバル金融市場論というゼミ形式の授業をとってます)

1.の経済学部生、について。他学部生は同期に5人いますが、うち経済学部生は僕を含め2人。田村先生が多様性を重要視してくださり、幸運にもこうして他学部生にこの素晴らしい!環境にジョインするチャンスがあるわけです。
実際、ディベートでは経済学的視点を織り込みロジックをたてやすくできるよう心掛けています。法と経済の融合は新鮮で大変面白いものです。
皆さんは経済学部生がこのゼミに参加することにどのような意味を見いだしますか?僕の場合、迷わず「言葉の厳格な論理性を鍛えること」と答えます。田村ゼミのディベートは、過去の判例を解釈し規範となる項目を抜き出し、以後の判例に当てはめ矛盾を暴く、言葉の解釈による論理構築の繰り返し。大学二年次統計学や計量経済学に関心をもち時間を割いていた自分は、数字による論理構築に自信がもてても、定量的背景を伴わないロジックの組み立てに弱みを感じていました。入ゼミ後は法解釈と判例の相互比較を通じて、言葉による論理構築をディベートという実践の場をもって繰り返しています。定量的思考にコトバのロジック構築力が加わったら、きっと素晴らしい財産になるなって、思いませんか?

2.フランス留学中、について。田村ゼミは留学もしっかり応援してくれます。多様性溢れる田村ゼミ。
フランスでは日本と比べ圧倒的にディスカッションやグループワークの量が多いので、ディベートとそのための準備で培った様々なチカラはとっても役に立ちます。事前準備でのグループへの貢献、講義中の意見の発信なくして授業の一員とは認められない、この(特にアジア人にとって)厳しい環境は間違いなく自身をアカデミックに、人間的に成長させてくれるので、留学は本当におすすめですよ!その際に田村ゼミで毎週繰り返してきた事前準備でのチームプレー、ディベート中の主体的な意見発信は、屈強な土台となります。

3.兼ゼミについて。かなりレアです。だって田村ゼミだけで相当大変だもん。でも、挑戦する価値はあります。特にお薦めなのが、僕の選んだ道でもある、GSECグローバル金融市場論との兼ゼミ。物理的時間(テストとディベートのコンフリクトなど)によりどうしても片方のゼミに迷惑をかけることはあるかもしれない。それでも、毎日ものすごい量勉強して、インプットとアウトプットを毎週毎週地道に繰り返し、一学期過ごした暁には……?誰かバトンを取ってくれ。

入ゼミを考えている二年生で何か質問がある人は、 
takayukienomoto7@gmail.com
までお気軽にどうぞ!

来年一緒にディベートできるのを楽しみにしています。

経済学部三年(ESSEC Business School留学中)
榎本高之

No comments: