Saturday, February 17, 2007

ハゲタカ

というドラマが土曜9時、今日からスタートしました。

いや、非常におもしろい。なかなか面接受けてても、ファイナンスの本読んだりとかしても実際のイメージは掴めない中で、柴田恭兵と大森南朋(というらしい)の熱演っぷりがいいですね。極めていい。

ドラマを見終わった後に興奮してHPをじっくり見てしまったんだけど、外資ファンドも日本の銀行もまた他の登場人物も何が良くて何が悪いのか、ということに関してはかなりフェアに描いている気がする。そこが本当にこのドラマのいいところじゃないかな?日本のメディアは特に一方向からしか物事を捉えないことが多いから、テレビでこんなドラマを見られるのはかなり新鮮な気がしました◎

思ったんです。みんな一応は法律学科なわけで、民法とかいわゆる「私法」を勉強したじゃん?もちゆーちんみたいな論文構成指導みたいなキモいことを書く気は無いんだけど、私法とは「私人間の権利義務関係を規律している法律分野」なわけでこの点で国との関係を規律する憲法みたいな「公法」と対比されるんですね。でで、みんなで選んだ国会議員が作った法律に「お金を貸したら(利子はオプション)同じ額を返す」って書いてあって、かつその債権はある一定の要件(でも確か対抗要件だよね?>ゆちん)のもとで自由に譲渡できる。対抗要件でしかないってことは当人同士での譲渡は特約の無い限り自由なわけだ、同じ性質で言えば株式の譲渡も原則として完全に自由なわけ。まぁ民法が出来たときに政治家を選んだ人は多分もう一人も生きてないからこれはかなり便宜上の議論だけど、「みんなが作った法律」に書いてある「みんなで決めた権利」を行使することに非難が集中したりするんだよね、「ハゲタカ」って。

これかなり賛否両論あるだろうし、俺も完全にそう思っているわけではないかもしれないけど、「権利」持ってるんだよ?全く誰も非難することが出来ない「権利」を持っていて、それ使うのに非難されるの?昼にカレー食べようとしたら、「なんで?普通ラーメンだろ?ふざけんなよ」って言われているのと一緒。権利行使には変わりないんだし、貸した金を返してもらうという普通すぎる債権を履行しようとして文句言われるってどーいうこと??おかしいよね、絶対。古いステレオタイプかもしれないけど、日本人ってビジネスとか「権利」関係と「人間」関係を混同している気がするんだよね。よくないよくない

とかいってこんな偉そうなこと書いているけど、「権利」関係は終了したので明日から会社に来ないでくださいといわれれば漏れなく萎えます。間違いないよねー(汗)というかなり日本人的発想。で結局なにがいいたいんだ、俺は??


いま思ったこと。OBGへ公開するのは「交流」の面ではいいものの、好き勝手は出来ませんね(笑)既に投稿したのはもうあきらめるしかないけど、今後の投稿には若干の躊躇が付きまとう可能性がある。物事には必ず表と裏があるものだけど、今回のリニューアルの「裏」をかなり言葉を和らげながら書いてみたりしてみました。
一番最初に投稿した19期にはもれなく僕からプレゼントがあります。酔ったときに高倉君や津村さんにあげたやつです。欲しい人はすぐに投稿じゃ!!

じゃあリポDチャージしてきまする

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